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【6年継続】OneNoteを実験ノートとして使う方法

OneNoteとノート
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「OneNoteを紙の実験ノート代わりに使えないだろうか?」
「実験ノートとして使う、うまい使い方は?」

このような疑問を持つ方に、OneNoteを実験ノートとして使う方法を紹介します。

私は大学の研究室で3年間研究した後、メーカで研究開発者として7年間勤めており、通算だと10年間以上実験しています。会社に入ってからは、紙のノートをやめてOneNoteを実験ノートとして6年くらい使っています。

この記事では、OneNoteを実験ノートとして使う方法やデメリットについて紹介します。

目次

OneNoteを実験ノートにするメリット

OneNoteを使うメリットは、次の2つです。

  • 簡単にページを入れ替えられる。
  • ”すべての情報がここにある”、という便利さ

簡単にページを入れ替えられる

私が紙のノートをやめた一番の理由は、順番の入れ替えができないことです。紙のノートは基本的に先頭から順番に使っていく必要があります。なので、情報はすべて時系列に並びます。紙のノートだと、ページを入れ替えたり、カテゴリ分けしたりできないんですよね。

でも、情報はカテゴリごとに分けたいですよね。例えば、研究の小テーマごとに情報はまとめたいです。ルーズリーフや複数のノートを使うという手もありますが、結局管理が面倒でやめてしまいました。

その点、OneNoteなら情報の並べ替えがいくらでもできます

”すべての情報がここにある”、という便利さ

紙のノートだと、ページを使い切ったら買い替える必要があります。ノートが切り替わるタイミングで情報が途切れますし、過去の情報を見つけようと思ったとき、あれどこだったかな~、と数冊のノートをパラパラとめくって探す必要があります。このような、”情報を探す時間”というのはとてももったいないです。

一方、OneNoteであれば、検索キー一発で過去のすべての情報にたどりつけます

紙のノートの場合、実験が進んでいき情報が複数のノートに分かれると、持ち運びも容易ではありません。しかしOneNoteなら、PCを持っておけばいつでもどこでも過去の情報にアクセスできます。

一方、OneNoteを使うデメリットも当然あります。これについてはのちほど示します。

全体像

まずは全体像です。(実際のノートは会社の機密情報を含むため、ぼかして書いています。)

私はこのように一区切りの実験・評価項目に1ページ使っています。

実験ノートの作成手順

ページの作成

まずは、研究テーマごとにノートブックを作りましょう。

セクションについて、私はタスク管理セクションと実験セクションに分けています。(セクションは↓の画像の赤枠の箇所です。)

タスク管理については別記事で説明していますので、実験を予定通りに完了させたい方はこちらもご覧ください。

【関連記事】OneNoteでタスク管理はできるのか?4年以上継続している実践法を紹介

「実験」セクションに、実験・評価テーマごとにページを追加していきます。

ページの使い方

私の場合、まずはページの先頭に、【目的】と【短期ゴール】を書きます。

【目的】・・・実験の目的です。実験を始めるとついつい関係のないことにも興味が出てきて、目的を忘れがちです。目的を言語化しておくことで、関係のない実験をせずに済みます。(興味がある実験に意味がないとは言いませんが、まずは目的達成を目指します。)

【短期ゴール】・・・直近1ヵ月位で達成したい目標を書いておきます。これはモチベーションを高めるためです。あと2年後に壮大な論文を書くという目標だとやる気が長続きしません。でも1ヶ月後くらいの手が届きそうな目標に対しては継続して頑張ることができます。

次にチェックボックスを作成して、あとは自分の好きなようにノートを書いていきます。
チェックボックスはCtrl + 1で作成できます。

私はOneNoteを基本的にTo Do リストとして使っています。実験を完了し、レポートを書くまでのTo Doが並んでいるイメージです。なので基本的にチェックボックスを使っています。

私が実験を始める前によく書くのは次のような項目です。

Tabキーで階層を分けることができます。箇条書きにすることで、ページ全体が見やすくなります。

【仮説】・・・実験を始める前に、結果はこうなだろうという予測を書いておきます。仮説は非常に重要です。実験とは、ある仮説に対して、それが正しいかどうかを検証する行為です。しかし、いったん実験を始めると仮説を忘れてしまうことが多いです。仮説があるからこそ、実験の結果が出たときに、仮説と比べてどうだったか比較することができます。

また、仮説は考察ネタになります。仮説というのは、過去の知見を踏まえるとおそらくこうなるだろう、という予測です。実験結果が仮説通りにならなかった場合、予測とは異なる何らかの新しい発見があった、ということになります。仮説と結果の違いは絶好の考察ネタとなるのです。このため、実験前に持っていた仮説を忘れないように書き留めておく、というのは後々に役に立ちます。

【スケジュール】・・・いつまでに準備をして、いつ実験するかという計画です。かかりそうな日数を考えながら日付を入れておくことで、いつまでに実験を完了してレポートを書けそうかが具体的にわかります。私は次にやることがパッと見てわかるように★マークを付けています。

【評価項目】・・・実験でデータを得るべき項目です。レポートを書く段階になってから「あのデータを取っておけばよかった」ということになりがちなので、実験開始前にどの評価が必要か、メモしておきましょう。

【レポート作成】・・・会社でも大学でも、実験をしたら何らかのレポートや報告資料を作成することが多いはず。このレポート作成もタスク化しておきましょう。

分量が多くなってきたら折りたたみを使おう

私が実験ノートを使っていた当初の悩みだったのが、実験が進むにつれてページが読みにくくなることでした。実験の結果、メモ、考察などでテキストがどんどん増え、ページの全体像を把握することが困難になってきます。

以前の私は分量が多くなってきたらページを分けていました。しかしこれでは、区切りの悪いところでページを分ける必要があります。

そこで今は、不要なテキストを非表示にする便利な機能を使っています

チェックボックスで箇条書きしている場合、下の階層のテキストを非表示にできます。
例えば、次のような箇条書きをしていたとします。

手配が完了したので、手配より下を非表示にしておきたいと思います。こんなときは、「手配」にカーソルを合わせ、Shift + Alt + -(ハイフン)を押すことで、「手配」にぶら下がっているテキストを非表示にできます。

元に戻したいときは、Shift + Alt + +(プラス)で再表示できます。

こちらはすごく便利なショートカットキーなので、別記事↓でも詳しく説明しています。

【関連記事】一括操作も可能!箇条書きの折りたたみショートカット【OneNote】

実行済のものを折りたたむことで、ページ全体が見やすくなります

OneNoteをノートとして使うデメリット

最後に、OneNoteを実験ノートとして使うデメリットも説明します。私が長年使っていて不便だと思う点は次の3点です。

  • 自由な思考には不向き
  • 絵を描きにくい
  • 細かいデータの扱いには向いていない

自由な思考には不向き

OneNoteは箇条書きを使用したメモには強いのですが、考え事にはあまり向かない印象です。実験をしていると、ちょっと考察したいときとか、アイデア出ししたいときとかありますよね。

そういうときは、私はA4のコピー用紙に手書きをしながら思考しています。結局紙を使うのか、と思われるかもしれませんが、紙は一時的な思考のためだけに使っています。

手書きだと絵を描きながら自由に思考できます。また、手書きの方が思考が活性化するのが実感できます。

ただし、一時的な思考を終えたら、その思考の結論をOneNoteに残すようにしています。OneNoteに情報をすべて残しておくと、あとから検索できるので。

ちょっと考え事したいな~というときは、思い切ってその辺の雑紙に手書きをしてみましょう。

絵を描きにくい

先ほどの話とも関連しますが、OneNoteは紙のノートよりも絵が描きにくいです。

もちろんOneNoteには描画機能もあります。マウスでも描けますし、ディスプレイが対応していればタッチペンでも描けます。

ただ、私はOneNoteの描画機能はどうも使いにくいです。一時期タッチペンも使っていましたが、OneNoteに手書きをするのは逆に非効率に感じました。

このあたりは慣れの問題かもしれないですね。タブレットと高性能なタッチペンを使えば十分機能するかもしれません。

絵を描きながら考え事をしたいときは紙に手書きをしています。また報告用の図はパワーポイントで作成しています

細かいデータの扱いには向いていない

実験をしていると、実験の条件や結果など、さまざまな数値を扱うことになると思います。このとき、すべての数値データをOneNoteに残すのはおすすめできません。ページが見にくくなります。

数値データは基本的にExcelに残すようにしましょう。(紙のノートを使う場合も、数値データはExcelで扱うことが多いと思います。)

おわりに

OneNoteを実験ノート代わりにしてかれこれ6年くらい経ちます。すべての情報がOneNoteに集約されているので、とても便利です。

もし紙のノートだったら、30冊分くらいの情報量がありそうです。仕事をしていると、過去の実験の知見を活かしたい場面が結構あります。そんなとき、Ctrl + Eで検索すれば一発で情報にたどり着けるのも、OneNoteを使っていてよかったと思える瞬間です。

また、OneNoteをフル活用したい方に、便利な使い方を紹介している記事もあるので、よければご参照ください。

【関連記事】OneNoteが進化する!必須ショートカット|アウトライン機能の使い方

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

育児と仕事の両立を目指す、大手メーカー勤務の30代男性。一男一女を育児中。毎日残業が当たり前の職場だが、子どもが生まれたのを機に仕事を超効率化。独自のタスク管理術で、定時退社を4年以上継続中。
一方、社内でも飛び級で昇進試験に合格するなど、限られた時間で成果をあげている。
効率化が大好きで、仕事術に関する本を年100冊ほど読んでいる。

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