タスク管理がめんどくさすぎる…
わかります。私もめんどくさすぎて数多くのタスク管理術で挫折してきました。
しかし、今のタスク管理スタイルを確立してから、3年以上は継続できています。
私がタスク管理を継続できているのは、「毎日仕事を100%完了して定時退社できる」という明確なメリットがあるからです。
この記事では、タスク管理が面倒になる原因を掘り下げ、その対処法を紹介しました。
とさか
- 大手メーカー勤務の30代会社員
- 独自のタスク管理術により、残業が当たり前の職場で17時退社を4年以上継続
- 飛び級で昇進試験をパスし、同期最速で係長に昇進
- 社内の技術文書コンテストで優勝
タスク管理がめんどくさい原因3つ
タスク管理が面倒になる3大原因は、
- 更新がめんどくさい
- 手で書くのがめんどくさい
- タスク管理に時間がかかるのが馬鹿らしい
です。順に説明します。
① 更新がめんどくさい
おそらく1番めんどくさいのはタスクの更新ですね。
タスク管理を始めるときは意気揚々とタスクを書き出すものの、しばらく継続するうちに、タスクを最新状態に更新するのが面倒になってきます。
あと、たいていはタスクが期限通りに終わらず、後ろ倒しになっていくもの。タスクがどんどん遅れていくため、自分がダメ人間のような気がしてきて、見るのも嫌になってきますね。
特に、タスク管理を全てExcelでやろうとすると失敗が多いです。Excelって一見タスク管理に向いているように思いますが、修正がすごく面倒なんですよね。
ExcelでガントチャートやWBS(Work Breakdown Structure)を作成した場合、タスクの追加や遅れがあるたびに行を追加して各項目を入力して、場合によってはセルの色塗りして、、、とかなり手間です。
チームでプロジェクトを進める場合には、多少面倒でもこういったツールが必要かもしれません。ただ、個人のタスク管理であれば、複雑なツールは不要です。
私も過去に個人のタスク管理をすべてExcelでやろうとしましたが、日々の更新が嫌になって挫折しました。
最後はファイルを開くのすら面倒に…
② 手で書くのがめんどくさい
すべてを紙の手帳やノートでやるのも危険です。
私もはじめは紙のノートでタスク管理をしていました。
しかし、
- タスクの期限を修正したり、タスクを移動したりするのがめんどくさすぎる
- 手書きはPCやスマホ入力より時間がかかってイライラする
といった理由で挫折しました。
③ タスク管理に時間がかかるのが馬鹿らしい
仕事は実行しないと進みません。
タスク管理は、仕事を整理・計画しているだけで実行しているわけではないため、仕事は前に進みません。
そのため、時間ばかりかかって仕事が進まない、というようにタスク管理に意味を見出せず、やる気を失っていくパターンです。
では対処法を見ていきましょう
タスク管理がめんどくさいときの対処法
原因別に対処法を解説します。
次の3つです。
- 更新が面倒→ラクなツールを使おう
- 手書きが面倒→デジタルツールを使おう
- 意義が見出せない→メリットを活かす
① 更新が面倒→ラクなツールを使おう
まずそもそも、タスク管理は完璧にやらなくていいです。
タスクが遅れるのは仕方がないことなので、更新がラクなツールを選びましょう。
おすすめは、タスク管理アプリのTodoistです。
Todoistは
- シンプルで直観的に使える
- スマホでもPCでも使える
- タスクの延期も一瞬で操作可能
- タスクの実行日の入力が簡単(例えば、タスク名に火曜日と入れると、勝手に日付に変換してくれます)
といった特徴があります。
プライベートで使うなら、Todoistがおすすめ。
ただ、仕事で使う場合、こういったアプリが会社のセキュリティの関係で使えない、という方もいるのではないでしょうか(私がそうです)。
なので、私は会社ではMicrosoftのOneNoteを使ってタスク管理をしています。
OneNoteを使ったタスク管理方法はこちらの記事にまとめています↓
② 手書きが面倒→デジタルツールを使おう
手書きが面倒なら、シンプルにデジタルツールを使いましょう。デジタルなら入力も速いですし、タスクのコピペや移動も一瞬です。
ツールは先ほど紹介したTodoistかOneNoteがおすすめ。
ただ、紙のノートにも良さがあります。紙だとタスク全体を俯瞰して見えるので、タスクの繋がりが見えやすくなります。
あと、お気に入りの文房具を使えるのも、好きな人にとっては大きなメリットかな。
私はデジタルとアナログ(紙)の両方のメリットを活かすため、両方とも使うハイブリッド型のタスク管理をしています。
紙のノートの使い方はこちらです↓
③ 意義が見出せない→メリットを活かす
実はめんどくさいの根本原因かもですね。
いくら便利なアプリを使っても、タスク管理そのものに意義が見出せないなら、やる気は出ません。
私がタスク管理をずっと継続できている理由は、
- タスク管理によって仕事が減る(やらなくていい仕事がわかる)
- 今やるべきことがわかるから、落ち着いて集中できる
- ミスしないから上司から信頼される
- 絶対に〆切に遅れなくなる
- 長期的な視野を持てるから成果が大きくなる
- タスクの振り返りをすることで仕事を効率化できる
というようなメリットがあるからです。
ざっと思いつくだけでこれだけありました
タスク管理は確かに手間がかかりますが、同時に仕事を減らす効果もあります。多少めんどくさいけど、続ける価値はあります。
タスク管理を数か月続けると、最終的には習慣になります。
私はタスク管理は歯磨きみたいなものと思っています。ちょっとめんどくさいけれども、重大なトラブル(虫歯)を予防できますね。しかも毎日続けていると、当たり前の習慣になっていきます。
タスク管理が歯磨きレベルの習慣になればしめたもの。苦も無く継続できます。
始めてしばらくは踏ん張りが必要ですね。
おわりに-今日の仕事攻略本-
タスク管理には世界共通の絶対的なルールがあるわけではありません。あるのはマイルールのみです。自分に合ったタスク管理方法を模索しましょう。
ただ、マイルールを確立する前に、読んでおいてほしい本があります。こちらです↓
変なタイトルと思われるかもしれませんが、すごく理にかなったタスク管理の本です。仕事で発生する数々のストレスが小さくなります。
ちなみに、オーディオブックのAudible(オーディブル)なら、この本が無料で読めます(聴けます)。
オーディオブックは、すきま時間に効率良く読書できるサービスです。こちらの記事に特徴をまとめたので参考にしてください↓
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。