【神機能】Word アウトラインとは?使い方を全解説!

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Word(ワード)のアウトライン機能はめちゃくちゃ便利ですが、あまり知られていない気がします。

私も同僚に教えると、「こんな便利な機能あったのか!」と驚かれます。パワポやExcelは皆さん使いこなしてますが、Wordは文章を書くだけって人が多いですね。

かくいう私も、アウトライン機能をちゃんと使い始めたのは最近です。文書作成の「面倒だな」が大幅に軽減されて、もうアウトライン無しは考えられません。

ただ正直いうと、アウトラインは設定方法が分かりにくいです(だからあまり広まってないのかも)。けど、一度覚えればすごく簡単です。しかも、文書作成スキルは一生モノなので、生涯役に立ちます。

本記事では、Wordのアウトラインの使い方をどこよりも分かりやすく解説します。

使いこなせば、Wordが好きになるかも。

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とさか

  • 大手メーカー勤務の30代会社員
  • 社内の技術文書コンテストで優勝
  • 飛び級で昇進試験をパスし、同期最速で係長に昇進
目次

Word アウトライン機能とは

一般的に、”アウトライン”とは、物事のあらすじのことです。よくプレゼンでも、「アウトライン」というスライドで全体像をまず説明しますね。

Wordにおけるアウトラインも同じで、文書の骨組みを作る機能です。こんなイメージ↓

アウトラインを読めば、文書で書かれていることがざっくり分かります。アウトラインに詳細を肉付けしたものが文書とも言えます。

Wordでは、見出しを”アウトライン”として設定する機能があります。

じゃあ、アウトラインのメリットは?

アウトライン機能で効率化!5つのメリット

アウトライン機能のメリットをひとことで言うと、文書作成がめちゃくちゃ速くなります

具体的には、次の5つのメリットがあります。

  • 見出しを自動で設定できる
  • 文書作成のスピードが上がる
  • スクロール不要!見出しにジャンプ
  • 簡単に編集できる
  • 目次を自動生成できる

① 見出しを自動で設定できる

アウトラインで見出しを作れば、番号やフォントを自動で設定できます。例えば、レベル1(=見出し1)であれば、「第1章」などと自動で入力されます。

この「第1章」は手入力したものではなく、Wordが自動で付与したものです。もちろん連番になっていて、順番を変えれば番号も変わります。

フォントや書式も一括設定できます。これを、毎度設定していたらどうなるでしょう?

  • 番号を付けて、
  • フォントを変えて、
  • 見出しの順番が変わったら番号を付け直して、、、

めんど!

一度アウトラインを設定すれば、ずっとラクできます。

② 文書作成のスピードが上がる

皆さんは文書を作るとき、一番上から書いていませんか?

実は、上から順に書くと文書作成に時間がかかります。次に何を書けばいいか悩むからです。

速い書き方は、「アウトライン→肉付け」です。

まずアウトラインを書いてから、そこに本文を肉付けすると、スーッと文章が書けます。アウトラインを使いこなすと、文書作成に悩む時間が劇的に減ります。

一番大きいメリットかも

効率的な文書作成について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

③ スクロール不要!見出しにジャンプ

数ページにわたる文書を作成していると、行ったり来たりのスクロールが面倒ですよね。

アウトライン(見出し)は、Wordの「ナビゲーション」に表示されます。

編集したい箇所をクリックすると、一瞬で移動できます

めっちゃ快適!

④ 簡単に編集できる

Wordのアウトラインは編集が簡単。やっぱりこっちの章を先にするか、というときも、見出しをドラッグすれば一瞬で入れ替え可能

また、「アウトライン表示」を使えば、文書のアウトラインを簡単に作成・編集できます。

アウトライン表示モード

本文を折り畳むことも可能。アウトラインだけを見ると、全体像がすごく分かりやすくなります

⑤ 目次を自動生成できる

ページ数の多い文書には目次が必須ですね。

アウトラインレベルを設定しておけば、目次も一瞬で生成できます。

ページ数も自動入力!

以上のように、アウトラインは文書作成に必須の機能です。ただし、Wordのアウトラインは設定がややこしいのも事実。思い通りにいかなくて「なんでだよ!」って言いたくなることが結構あります。

でも、正しい手順を覚えれば大丈夫。慣れればサクサクできます。以降で設定方法を解説します。

Word アウトラインの設定方法

アウトラインの初期設定

まずは、見出しをWordのアウトラインに設定しましょう。コツは、「既存のアウトラインから選択して、変更する」ことです。

まず、一番上の階層にしたい行(例えば、章の見出し)にカーソルを合わせます。

この状態で、【ホーム】→【アウトライン】を選択。

リストライブラリから、「見出し」の文字を含むアウトラインを適当に選択します。

必ず「見出し」の文字を含むものを選択してください。でないと、アウトラインが見出しと連携できず、機能をフル活用できなくなります。

最初の行が、アウトラインの見出し1(レベル1)に設定されました!

書式(スタイル)は後で変更できますので、この時点では気にせず、先にアウトラインレベルを設定していきましょう。

アウトラインレベルの設定

アウトラインには、階層(=レベル)があります。Wordでは、次のようにレベルと見出しが対応しています。

先ほどはレベル1(=見出し1)を設定したので、レベル2以降も設定していきましょう。

レベル2を設定するのは簡単。レベル2に設定したい箇所にカーソルを置きます。

【ホーム】→【スタイル】の「展開」ボタンを押して、

展開されたリストから「見出し2」を選びます。

これで、レベル2に設定できました!

レベル3以降も、同様のやり方で設定できます。

アウトラインレベルの変更など、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

アウトライン(見出し)番号の編集

アウトラインには、番号を付与することができます。

↑の見出し番号は、手入力したものではなく、Wordが文書構造に沿って自動で付けてくれたものです。

上の「1.1.1」のような表記にもできますし、「第1章」のような形にもできます。

一括で設定できるので便利ですね~。詳しい設定方法は、こちらの記事をご覧ください。

アウトラインのインデントを自在に操る!

Wordアウトラインの”インデント”とは、左端から番号先頭までのスペースのことです。

デフォルトは使い勝手が悪いので、変更しましょう。おすすめは、「インデント無し」です。インデントに振り回されることなく、編集しやすくなります。

インデントの設定方法は、こちらの記事をご覧ください。

アウトライン(見出し)のフォント・書式設定

アウトライン(=見出し)のフォントや書式(太字など)も、自分好みに設定したいですよね。書式については、【スタイル】を使って変更します。もちろん一括設定できます。

フォント・書式の変更方法はこちら

まとめ

最後に、紹介した記事をリスト化しておきます。

最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればサクサク設定できます。それに、一度設定してしまえば、テンプレートとして使いまわせます。効率的ですね。

ぜひアウトライン機能を使いこなして、文書作成を高速化しましょう!

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とさか

大手メーカーに勤める30代会社員。入社3年目に担当プロジェクトが失敗し、会社に5億円の損害を与える。しかしその4年後、飛び級で昇格試験に合格し、同期最速で係長に昇進。(失敗談の詳細はこちら
2児のパパで、家族の時間を確保すべく17時退社を徹底している。読書と効率化が大好き。

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