「タスク管理術を学べる本を知りたい」
「仕事で効率良く成果を上げたい」
といった方のために、タスク管理術の厳選本を紹介します。
私はタスク管理オタクで、これまで500冊以上の仕事術の本を読んできました。
その中から、実践してみて「人生が変わった」レベルの本を選びました。
これらの本から学んだおかげで、
- 仕事の評価がどんどん上がる
- 毎日、定時退社して家族とゆっくり過ごせる
という変化が起きました。
正直、10冊に絞り、順位を付けるのは非常に難しかったです。
どれを読んでも生産性が上がるため、気になった本から読んでみてください。
とさか
- 大手メーカー勤務の30代会社員
- 独自のタスク管理術により、残業が当たり前の職場で17時退社を4年以上継続
- 飛び級で昇進試験をパスし、同期最速で係長に昇進
- 社内の技術文書コンテストで優勝
タスク管理のおすすめ本ランキング10選
厳選本10冊を1位から順に紹介します!
① 7つの習慣 人格主義の回復
いきなり、ベストセラーの名著ですみません。
でも、考え抜いた1位はやはりこの本です。
私が新人のとき、入社式で複数の役員がこぞってこの本を薦めていたのを、今でも覚えています。
「大出世した皆がおすすめするなんて、どれだけすごい本だろう」と即購入して読みました。
これが大正解!
- 自分にとって重要なことは何か?
- 重要なことをどう実行するか?
など、広い視野で「人生のタスク管理」の原則を教えてくれます。
今でも私のタスク管理の核になっており、毎年読み返すようにしています。
社会人になったら、できるだけ若いうちに読んでおきたい1冊です。
正直言って、下手な本を10冊読むよりも、この本を10回読んだ方が得られるものは大きいです。(そしてお金も節約できる)
② エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
3年以内に読んだ本の中で、一番感動した本です。
私はこの本を読む前は、いかに効率良くたくさんのタスクをこなせるか、ばかり考えていました。
しかし、この本を読んでから価値観がまったく変わりました。
むしろ、
「いかに重要なタスクを取捨選択し集中するか」
が人生の質を決めることに気づけました。
- やること、やりたいことが多すぎる
- 忙しいのに前進できていない気がする
という方は、ぜひ一度読んでみてください。
この本に出会えて良かった
③ なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
かなり実用的なタスク管理テクニックが満載なので、3位に持ってきました。
著者は、元マイクロソフトの伝説のプログラマーです。
ですが、書いてあることは誰もが実践できるテクニックばかりです。
自分で言うのもなんですが、私は上司からかなり信頼されています。
その理由は、この本に書いてあることを実践し、〆切に遅れることがゼロになったから。
手っ取り早く、効果大なテクニックが知りたいならこの本!
④ イシューから始めよ
この本を読んでから、私はどんな小さな仕事も、必ず「イシュー」を問うところから始めています。
仕事の手戻りを劇的に減らせるからです。
「大量のタスクを効率よくこなす」
というよりも、
「重要なタスクを見極める」
ための本です。
仕事量が減り、ラクに成果が出るようになります。
イシューを知れば、上司からダメ出しをくらうこともない!
⑤ はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
タスク管理といえばGTD。
GTDは、”Getting Things Done”の略であり、日本語にすると”物事を完了する”ための手法です。2001年にデビッド・アレン氏によって提唱されました。
タスク管理の世界的スタンダードとも言える手法です。
メジャーなタスク管理アプリは、ほぼすべてGTDの影響を受けていると言っても過言ではありません。
タスク管理の世界的スタンダードを知るために、まず読んでおきたい1冊。
私も、GTDを基礎としながら、いろいろアレンジしています。
皆が使っているだけあって、さすがによくできています
⑥ 仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則
変な名前ですが、めちゃくちゃ実用的なタスク管理本です。
私は新入社員の頃に読みましたが、この本のコンセプトは、今でも仕事術の根幹を支えています。
この本のおかげで、
- 今日も仕事が終わらなかった
- 何から手をつければいいかわからない
- やることが多すぎてパニックになりそう
といった問題がなくなりました。
ちなみに、マニャーナの法則をExcelのToDoリストに落とし込みました。
こちらで紹介しているので、興味があればご覧ください↓
⑦ 人生を変える80対20の法則
成果の8割は、全体の2割の物事から生み出される、という法則です。
例えばこのブログも、PV(ページビュー)の8割は、全体の2割の記事から生み出されています。
いろんなことに当てはまるのは、本当に不思議
この法則を知っているかどうかで、
- 成果の生まないタスクにも満遍なく取り組む人
- 成果を生むところに集中できる人
という差が出ます。
どちらが生産性が高いかは、明らかですね。
どんな場合にこの法則が使えるのか、ぜひ本を読んで身につけてください。
⑧ YOUR TIME ユア・タイム
冒頭から衝撃を受けました。
「実は、時間術を駆使しても生産性は上がらない」
そうです。
それは、人には時間感覚の個性があるから。
逆に、個性に合った時間術を使えば、生産性は上がります。
いろんなタスク管理術の本を読む前に、この本を読んで自分の性格を知っておけばよかったです。
私は”予期”がかなり強いらしい
⑨ The Goal ― 企業の究極の目的とは何か
生産性を高めるための理論(TOC:Theory of Constraint, 制約条件の理論)について書かれた本です。
堅い本からと思いきや、ストーリー形成でめっちゃ面白いです。
製品工場の生産性を高めるには?、という話なのでタスク管理ズバリではないですが、
- 生産性を阻害するものは何か
- どうすれば全体最適化できるか
という点は、個人の仕事にも活かせます。
特に、全体最適について語る本はあまりないので貴重です。
この本が書かれた当時は日本が世界No.1の時代で、「個別最適のスペシャリストである日本に全体最適の手法を教えたら手が付けられなくなる」と、当初は日本で発売禁止にされたほどだとか。
面白すぎて著者のシリーズもすべて読みました
⑩ SINGLE TASK 一点集中術
効率化が好きな方は、積極的にマルチタスクしようとするのではないでしょうか?
しかし、著者によると、人間の脳は実はマルチタスク不可だそうです。無理にマルチタスクをしようとすると、効率化のメリットよりも弊害の方がはるかに大きい、と。
マルチタスクの誘惑はやばいですよね
この本を読めば、
- やっていいマルチタスク
- やってはいけないマルチタスク
が分かります。
私も実感として、マルチタスクって疲れる割に成果あがらないな、とモヤモヤしていました。長年の疑問に対する答えを貰えて、今はタスク管理の一つの指針となっています。
おわりに
仕事ができる人はタスク管理ができる。これは間違いないです。
タスク管理を我流でやろうとすると、失敗を繰り返してかなり遠回りします。
成功事例をインストールして、最速で仕事ができる人になりましょう。
最後に、本記事で紹介した本をリスト化しておきます。どれも有用なので、気になる本から読んでみてください。
本はコスパ最強の投資!
③、④、⑥、⑧は、オーディオブックのAudibleの無料体験で読めます(聴けます)。
まず無料のものから読んで試してみるのもありでしょう。
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