【活用例10選】Copilot in Windowsとは?有効化から使い方まで(Windows11/10も)

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いつのまにかパソコンにCopilotてのがあるんだけど

何でも聞ける生成AIアシスタントだよ

Copilot in Windowsは、AIアシスタントである「Copilot」の一種だ。ユーザーによっては、突然現れて何だコレ?と感じるかもしれない。

そこで本記事ではCopilot in Windowsの基本から応用まで、分かりやすく解説する。これさえ読めば、Copilot in Windowsをすべて理解できるように書いた。

しかもWindows11、Windows10の双方で検証したため、どちらのユーザーにも有益だ。

もしCopilot in Windowsでなく、「Copilot」全体のことを知りたいなら、こちらの記事の方がおすすめだ↓

では、新時代のツールを使いこなそう!

目次

Copilot in Windowsとは?

Copilot in Windowsは、Windows11または10で使える無料の生成AIアシスタントだ。

いろいろ質問できるCopilotの”デスクトップアプリ”と捉えるといいだろう。

Copilot(コパイロット)は、Microsoftが提供する生成AIツールの総称だ。次の図に、Copilotの分類を描いてみた。

Copilotは主に無料版と有料版に分かれ、Copilot in Windowsは無料で使えるCopilotの一つである。
※正確には有料版でもCopilot in Windowsを使えるが、ここでは分かりやすさ優先とした。

Copilotができることは多岐にわたり、有料版ではExcelやPowerPointなどのMicrosoft 365アプリと連携することもできる。

Copilot全般について知りたい方は、こちらの記事を参照してほしい↓

Copilot in Windowsでできること

Copilot in Windowsはチャット形式で文章作成や画像生成など、様々なことができる。

Copilot in Windowsでできること
  • 調べもの(Web検索)
  • PCの操作方法を聞く
  • 画像生成
  • ロールプレイ
  • プレゼンテーションのアウトライン作成
  • 文書の要約
  • メールの下書き
  • データ分析 などなど

詳しくは、後の活用事例のところで詳しく説明する。

特徴・メリット

Copilot in Windowsの特徴は次の3つだ。

無料で使える

Windowsユーザーなら無料で使えるのは大きな利点だ。サインインすればかなりのことができる。

Windowsユーザー限定

名前の通り、Windowsユーザー限定。Windowsを使うメリットになる。

すぐに起動できる

専用のショートカットが用意されており、一発でCopilotを呼び出せる

すぐに起動できる点は意外と大きいメリットかも

Copilotを使い始めた人は、書籍で学ぶとスキルアップが速くなる。無料版をメインで使うなら、今すぐ使えるかんたん Copilot in Windowsがおすすめ。新しい本で、かつ丁寧な解説がすごく分かりやすい。

Copilot in Windowsの使い方

まずは基本的な使い方を解説する。

Copilot in Windowsを起動する

既にタスクバーにある場合は、Copilotのアイコンを押す。

見当たらない場合は、Windowsキーを押して、検索バーの中に「Copilot」と入力してみよう。アプリがヒットするはずだ。

画面はWindows10の場合

ここでCopilotアプリが表示されない場合は、Copilot in Windowsの有効化を参考にしてほしい。

クリックすると、Copilot in Windowsが立ち上がる。

タスクバーに表示されなかった人は、タスクバーのCopilotアイコンを右クリックして、「タスクバーにピン留め」しておこう。

操作方法(サインイン無しでもOK)

まずはサインイン無しの場合で解説する。

指示文を入力する

Copilot in Windowsの画面はとてもシンプルで、基本の使い方はCopilotに指示文を入力するだけ。なお指示文は”プロンプト”と呼ばれる。

Enterキーを押すか、右の矢印ボタンを押すと、プロンプトが送信される。

すぐに回答してくれる。

デフォルトはかなりフレンドリー

なお指示文を改行したいときは、Shift + Enterキーを押そう。

ホームへ戻る

Copilotのアイコンを押すと、ホーム画面に戻る。

といってもこれまたシンプルで、プロンプトの例が画像とともに並んでいるだけだ。どれかを押すと、そのテーマで会話が開始される。

新しいチャットを開始

[+]マーク→[新しいチャットを開始]を押すと、チャットがクリアされ、まっさらな状態に戻る。

Copilotは会話の内容を覚えているため、話題を変えたいときは新しいチャットにしよう

音声入力・音声応答

マイクのアイコンを押すと、音声入力が開始される。

Copilotが「何かお手伝いできることはありますか?」的なことを聞いてくるので、何でも聞いてみよう。

発言の終わりも自動で認識して、回答してくれる。

音声はちょっとだけイントネーションに違和感があるが、十分に使えるレベルだ。

思ってた以上に普通に会話できる

音声入力を×ボタンで終了すると、会話の履歴がテキストとして残っている。

音声入力で会話した履歴

ただし、自分の発言が意訳されていることもある。正確に残るわけではなさそうだ。

サインインするとできること(画像生成も)

次に、サインインした後の操作方法を解説する。いろいろできるようになる。

サインインの5つのメリット

サインインすると次のようなメリットがある。※サインインは無料

サインインのメリット
  • 画像生成ができる
  • 画像のアップロードができる
  • チャット履歴から、中断した会話を再開できる
  • PC、モバイル、Webで履歴を共有できる
  • ニーズに合わせたパーソナライズ

順に説明する。

画像生成

Copilotは無料でも画像生成ができる点が嬉しい。

チャットで「〇〇の画像を作成して」と指示すると、数秒でオリジナルな画像が生成される。

ニワトリ?ヒヨコ?

画像のアップロード

[+]マーク→[画像のアップロード]を押すと、画像ファイルを添付できる。

例えば、アップした画像からテキストを抽出することもできる。

なお画像のアップは、ドラッグ&ドロップや、チャットボックスへの直接ペーストでも可能だ。

チャット履歴を見る

[Copilot]アイコンを押してホーム画面に行くと、チャット左に時計マークが現れる。

ここで過去のチャット履歴を見ることが可能だ。

選択すると、過去の会話の続きを再開できる

なお、ゴミ箱マークでチャット履歴を消すこともできる。もし履歴を残したくないならサインインしないのも手だ。

PC、モバイル、Webで共有

サインインすれば、同じアカウントのチャット履歴がスマホやWebでも見れる。

スマホ(iPhone)でも、

Microsoft Egde(Web)でも、

履歴が共有されている。

PCのチャットの続きを外でスマホで続ける、といった使い方ができる。

これを見ても分かるとおり、Copilot in Windowsは結局、Copilotとのチャットをデスクトップアプリのように扱える、というものだ。

だから、Webブラウザでもスマホアプリでも見た目がちょっと変わるだけで、できることは同じだ。

ニーズに合わせたパーソナライズ

過去の会話の内容から、自分に合った情報を教えてくれるようだ。

パーソナライズの設定は、[アカウント]→[プライバシー]→[カスタマイズ]からON/OFFを選択できる。

ただ、今のところパーソナライズが役立つシーンはない。

そのうち自分におすすめのプロンプトとか表示されるかも?

サインイン方法

サインインは簡単。画面右上の[サインイン]から入ろう。

Microsoftアカウント(メールアドレス)を持っていれば、アドレスとパスワードを入れてサインインする。

持っていない場合は、新しくアカウントを追加しよう。

なお、職場のアカウント(Microsoft Entra ID)を使用してサインインすることもできるが、商用の Copilotにリダイレクト(移動)するとのこと。会社や組織が有料サービスを契約している場合のみ使える。

【使ってみた】Copilot in Windowsの活用事例10選

Copilot in Windowsの活用例を10個挙げる。活用のコツもあわせて紹介する。

活用事例
  • 調べもの(Web検索)
  • PCの操作方法を聞く
  • 画像生成のプロンプトを作ってもらう
  • ロールプレイ
  • プレゼンテーションのアウトライン作成
  • 文書の要約
  • メールの下書き
  • 回答のトーンを変える
  • データ分析
  • スナップして使う

調べもの(Web検索)

Copilot in Windowsは、検索エンジンBingとの連携により、最新の情報をリアルタイムで取得できる。

なので、調べものをするときは、ググる代わりにCopilotに尋ねるのもOKだ。

答えが即座に返ってきて快適だ。

あれ、出典サイトのリンクが復活してる

私も驚いたが、情報源のWebサイトのリンク(赤線)を付けてくれた。Copilot登場当初は出典リンクがあったが、アップデートで出典が付かなくなったという経緯がある。これが2025年1月末に復活したようだ。

ただしまだ試行中なのか文字化けも見られる(回答中の2番)。また、すべての回答にリンクが付くわけではないようだ。今回は”最新情報”を聞いたから情報源を付けてくれたのかも。

PCの操作方法を聞く

PCの操作方法が分からなければ、Copilotに聞いてみよう。「このPCをダークモードにしたい」と指示すると、やり方を教えてくれた。

ネットで検索するよりも短時間でやり方を把握できる。

ちなみに、Copilot in Windowsのリリース当初はCopilotがPCを直接操作することができた。「ダークモードにして」と指示すると、ダークモードに即座に設定変更をしてくれていた。Copilot in Windowsの目玉機能とも言えた。

しかしこれも途中のアップデートで機能が消えてしまった。おそらく技術的、セキュリティ的問題が出たのだろう。

おそらく将来的には、再びPCの設定ができるようになると思う。そうなると、設定方法を知らなくても自然言語でPCを操作できるようになり、特に初心者にとってはすごく快適だろう。

画像生成のプロンプトを作ってもらう

Copilotは無料で画像生成ができるのが良いところだが、イメージ通りのものを作成するのは結構難しい。

なので、画像生成の前にプロンプトの雛形を作ってもらうといい。「プロフィール画像を作りたいので、プロンプトの雛形を作って」と指示すると、次のように回答してくれた。

プロンプトをコピペ・修正して、作成してみた。

完璧ではないが、短い適当な指示よりはイメージに近い。ここに「髪は黒くして」など微修正を加えていくとより良くなる。

ロールプレイ

Copilotは、役割を与えるとその人物になりきってくれる。例えば、「あなたは大手企業の人事部の面接官です。採用面接をしてください。」と指示すると、質問を挙げてくれた。

これに対して回答していけば、受け答えしてくれて、実際の面接のようなロールプレイが一人でできる。「自分の回答に対してフィードバックをください」というのもいいだろう。(ただし個人情報は入れない方がいい)

音声入力を使えばよりリアルかも

他にも、「経営者になって」など、自分にない視点でコメントをもらうのは有益だ。

プレゼンテーションのアウトライン作成

Copilotはプレゼン資料そのものを作ることはできないが、アウトラインの作成はできる。プレゼンの目的を教えて、「アウトラインを作成して」と指示してみよう。

気に入らない箇所はさらに修正させていこう。アウトラインができたら、スライドの中身の文言も作ってもらってもいい。

ちなみに、スライドを自動作成したいなら、AIスライド生成ツールのイルシルがおすすめだ。数十秒で感動するレベルのプレゼン資料ができあがる。評判や使い勝手もまとめてみたので参考にしてみてほしい↓

文書の要約

Copilotは要約が得意だ。長い文章も、即座にまとめてくれる。

例えば、次の回答は、この記事の前半を要約してもらったものだ。

もっと文字数を減らしたり、箇条書きにしてもらったりも瞬時にできる。

要約って自分でやると意外と時間かかるからね

メールの下書き

メール作成に悩むことはないだろうか?適切な敬語やニュアンスなど、メールは悩み始めると意外と時間を食う。

メール作成もCopilotにやってもらえばいい。次の例は、知り合いでない人にアポイントを取るメールを書かせてみたものだ。

要点を入力するだけで、敬語や慣用句を付けて一瞬で書いてくれた。修正すべき点はあるが、自分で書くよりかなり速い。

なお、Copilot in Outlookなら、メール作成画面でCopilotを使える(ただし無料版では不可)。気になる方は参考にしてほしい↓

回答のトーンを変える

Copilotのデフォルトの応答はかなりフレンドリーな印象だが、トーンを変えることもできる。

例えば、Copilotの回答を元にレポートを書きたいときは、「文末は「だ・である」調にして。」と付け加えて指示すると、語尾を変えて回答してくれる。

アウトプットするときに内容を修正するにせよ、語尾の修正などつまらない作業はCopilotにやってもらおう。

既存の文章の書き換えにも使える

データ分析

CopilotにExcelデータを貼り付けて、指示を出すこともできる。データをそのままコピペしてしまおう。

Copilotはちゃんとデータ構造を認識して、答えてくれる。

なおCopilot in Excelなら、Excel上で同じようなことができる(※無料版は不可)。ExcelのCopilotでできることについてはこちら↓

スナップして使う

他のアプリと同じように、スナップ(画面分割)して、マルチタスクで使うこともできる。

他の作業をしながら気になることをCopilotに質問をする、というような使い方ができる。

ウィンドウをドラッグして画面の端に寄せることで、スナップが可能だ。あるいは、[Windowsキー]+[→]などのショートカットも使える。

その他にも、もっと詳しくCopilot in Windowsを知りたい方は、今すぐ使えるかんたん Copilot in Windowsがすごく分かりやすいのでおすすめだ。

Copilotを瞬時に起動するショートカット

ショートカットで瞬時に起動できるのも、Copilot in Windowsのメリットの一つだ。

CopilotのショートカットキーはまだMicrosoftとしても試験的な導入であり、環境によって動作しない場合がある。また今後変更される可能性も高い。

次の3種類のショートカットを紹介する。

ショートカット
  • Alt + Space
  • Alt + 数字
  • Windows + C(廃止)

Alt+Space:クイックビュー

Alt+Spaceを押すと、Copilotのクイックビューが立ち上がる。

即座にチャットが可能だ。

もし起動しない場合は、ショートカットを一度有効化する必要がある。通常の画面から、右上の[…]→[設定」→[Alt + Spaceショートカットを有効にする]をチェックしよう。

ただし、クイックビューは通常のウィンドウと違って、最大化や移動ができない。

普通のウィンドウに変えたいときは、左上のボタンを押そう。

なお、クイックビュー起動中にAlt+Spaceを押すと閉じることができる。

Alt+数字

Copilot専用のショートカットではないが、一番手堅い方法になる。

タスクバーにCopilotアイコンがある場合、Alt + [数字]で起動できる。数字は、アイコンを左から数えたときの順番だ。

この画像の場合、Alt+4で起動できる。

タスクバーに留めるには、Copilotを開いた状態で、タスクバーのCopilotアイコンを右クリック→[タスクバーにピン留め]を選択する。タスクバーに留めておけば、クリックでもすぐ開けるし、一度やっておこう。

Windows+C(廃止)

一応メモとして残しておくが、Windows+Cは廃止されてしまったショートカットだ。2024年に一度Copilotに割り当てられたが、アップデートによって廃止されてしまったようだ。

ユーザーの環境によっては起動するかもしれないが、覚える必要はない。

有料版(Copilot Pro)のメリット

Copilot in Windowsは無料でも使えるが、有料版Copilotも存在する。

個人の場合、有料版は「Copilot Pro」となる。月額は3,200円。

Copilot Proのメリットは次の通り。

Copilot Proのメリット
  • 高性能なモデルによる応答
  • 画像生成のブーストが増える
  • 音声入力の制限が緩和
  • Think Deeper
  • Microsoft 365アプリでCopilotが使える

順に説明する。

高性能なモデルによる応答

無料版でも、より良い回答ができるGPT-4モデルを使えるが、時間帯や混雑状況によっては下位のモデル(GPT-3.5など)になることがある。

その点、Copilot Proなら常時GPT-4にアクセス可能だ。

画像生成のブーストが増える

無料版でも画像生成ができるが、実質的に1日15回までだ。画像生成の”ブースト”が15回までで、これが切れると極端に遅くなる。

Copilot Proならブーストが1日100回までに増加する

音声入力の制限が緩和

無料版の場合、音声入力に時間制限がある。制限が近くなると、「残り1分です」のように表示される。

Copilot Proは音声入力の制限が大幅に緩和される。ただし完全に無制限というわけではないようだが。

Think Deeper

ChatGPT o1モデルを使った、より深く、網羅的な回答が可能になる。

ただ、2025年1月から、一部の無料ユーザーにも開放されているようだ。無料ユーザーは週に3回程度までで、Copilot Proなら週50回まで使える。o1モデルが無料でも使えるのはすごい

使うには、チャットボックス右の「Think Deeper」をオンにする。

次の例は、Think Deeper無しとありで「MicrosoftのCopilotが将来どうなるか考えて」と聞いたものだ。

通常の回答
Think Deeperあり

Think Deeperの方が、より深い洞察となっている。ただし、通常の回答よりも生成に時間がかかるのがデメリットではある。この回答は10秒ほどで生成された。

コーディングや複雑な問題などを解くために特に有効となる。

Microsoft 365アプリでCopilotが使える

Copilot in Windowsとは関係ないのだが、Copilot ProはMicrosoft 365アプリ(Wordや Excel)でCopilotを使えるという利点もある。

法人の場合はEdgeのCopilotを使おう

会社のアカウントで使う場合、有料版は法人向けのMicrosoft 365 Copilotになる。

会社で有料版Copilotを契約しているなら、Edgeで「Microsoft 365 Copilot Chat」を使うのがおすすめだ。

Microsoft 365 Copilot Chat

EdgeのCopilotなら、[職場]モードで組織内の情報にアクセスできるというメリットがある。

Copilot in Windowsの有効化(表示されない場合)

Windowsキーを押して「Copilot」と入力してもCopilotが表示されない場合、アップデートが必要だ。確認方法を解説する。

まず、Windows11/10のいずれかで、「22H2」以降のバージョンが必要だ。つまり、Windows8やWindows7では使えない。

会社の場合、組織の設定によってはCopilot in Windowsが強制的にOFFになっている可能性もある。

Windows11、10それぞれでバージョンの確認方法を説明する。

Windows11の場合

[設定]→[システム]→[バージョン情報]から確認できる。

古いバージョンであれば、[設定]→[Windows Update]から更新プログラムをチェックしよう。

Windows10の場合

[設定]→[システム]→[詳細情報]から、バージョンを確認しよう。

Windows10での確認例

もしバージョンが古ければ、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Update]から、更新プログラムをチェックしよう。Windows10は2025年10月にサポートを終了するため、これを機にWindows11にアップグレードするのも手だろう。

アップデートできたら、「Copilotを起動する」に戻って使ってみよう。

Copilot in Windowsを無効化・削除する方法

もし何らかの事情でCopilotを削除したい場合は、アンインストールもできる。

Windowsキーを押した後、検索窓で「Copilot」と入力し、Copilotが表示されたら右クリック→[アンインストール]を押す。

アンインストールの確認画面が出るので、指示に従ってアンインストールしよう。

アンインストールまでしなくてもタスクバーから外したいだけなら、Copilotアイコンを右クリック→[ピン留めを外す]を選択すれば消える。

Copilot利用時の注意点

ハルシネーション(幻覚)

生成AIに慣れている人には耳タコかもしれないが、生成AIは間違った情報を出力することがある。

Copilotが生成した情報を他者にアウトプットするときは、必ず情報の正誤を確認しよう。

まあ、人間も意図せず間違ったこと言うことあるよね

データの取り扱い

入力したデータがAIの学習に使われないか、気になる方もいるだろう。

Copilot in Windowsでは、データをモデルトレーニングに使われたくない場合は、オプトアウト(OFF)できる。

[アカウント]→[プライバシー]から選択しよう。

記載を見ると、サインインしないとアプトアウトできず、学習に使用される可能性が高い。

いずれの場合も、個人情報や機密情報は入力しないようにしよう。

その他、気になる点はMicrosoft公式サイトの「よくある質問」が参考になる。

著作権

著作権について、個人向けのCopilot in Windowsを使う場合は注意が必要だ。

法人向けのMicrosoft 365 Copilotの場合、組織向けCopilotの生成物については、「万一、著作権上の異議を申し立てられた場合、Microsoftが法的リスクに対して責任を負う」という、Copilot Copyright Commitmentを発表している。
参考:マイクロソフト、お客様向けの Copilot Copyright Commitment を発表

しかし、個人向けについては明記がないため、自分の身は自分を守ろう。

まとめ

現時点ではChatGPTとあまり変わらないアプリだが、そのうちPCを直接できるようになるはずだ。そうなれば、PCの操作方法は一新される。全てCopilotにお願いすればいい。

しかも音声入力なら、キーボードやマウス操作よりずっと早く、直感的に操作できる。Copilotはまだ発展途上のため批判も多いが、これから欠かせないツールとなるだろう。

Copilotを使い始めた人は、使い方を書籍で体系的に学ぶことも近道になる。こちらの記事にCopilotのおすすめ本をまとめたので、参考にしてほしい。

プロフィール
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とさか

大手メーカーに勤める30代会社員。入社3年目に担当プロジェクトが失敗し、会社に5億円の損害を与える。しかしその4年後、飛び級で昇格試験に合格し、同期最速で係長に昇進。(失敗談の詳細はこちら
2児のパパで、家族の時間を確保すべく17時退社を徹底している。読書と効率化が大好き。

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