「せっかく本を出すなら、やっぱり縦書きがいいかな?」
「でも、横書きのKindle本もよく見るし……どっちがいいの?」
そんなふうに迷っていませんか?
私も最初の1冊目を書くとき、すごく悩みました。
「本といえば縦書きでしょ!」と思って挑戦したこともありますが、正直にお伝えすると、初心者が縦書きを選ぶとかなり苦労します。
この記事では、実際に両方で出版した経験がある私が、
「なぜ初心者は横書き一択なのか?」
その理由を、失敗談を交えて解説します。
これから原稿を書き始める方は、ぜひ参考にしてください。
【結論】初心者は迷わず「横書き」から始めよう
結論から言うと、はじめてのKindle出版なら、
絶対に「横書き」がおすすめです。
理由はシンプルで、「読まれやすい」し「作りやすい」から。
私が横書きを強く推す3つの理由を、詳しく解説します。
理由1:スマホでの「スクロール読み」が快適
Kindle本をスマホで読むとき、横書きと縦書きでは「読み方」が変わります。
横書き:
Web記事やブログと同じように、親指で下にスーッとスクロールして読みます。
(ユーザーの連続スクロール設定がONの場合)
縦書き:
紙の本と同じように、ページをめくりながら読みます。
今の時代、私たちはスマホでWeb記事を読むことに慣れていますよね。
だから、「横書き」の方が脳への負担が少なく、スラスラ読めます。
「要点だけ知りたい!」という読者も、横書きならサッと飛ばし読みができます。
結果として、途中で離脱されにくく、最後まで読んでもらえる確率が上がります。
Kindle Unlimited(読み放題)では読まれたページ数で収益が決まるので、「最後まで読まれやすい」ことは大きなメリットです。
理由2:Wordの編集が圧倒的にラク(挫折しにくい)
これが最大の理由です。
Wordでの原稿作りは、横書きの方が圧倒的に速くてラクです。
実は私、過去に「縦書き」で出版しようとして、挫折しかけたことがあります。
一番の壁は、「数字」と「英語」でした。
Wordには「縦中横(たてちゅうよこ)」という、縦書きの中で文字を横に並べる機能があります。

縦中横を使うと、縦書きでも数字を自然に読めますよね。
ですが、、、
縦中横はKindleでうまく反映されないことが判明しました。
Word側で綺麗に見えても、Kindleでは縦中横にならない(むしろ変な空白があく)んですね。
結局どうしたかというと、数字をすべて「全角」にして、一文字ずつ縦に並べるという力技で乗り切りました。
この変換にかなり時間がかかった…。

「もう横書きに変えようかな」と思うほど
あと、「Kindle」とか、アルファベット表記も悩ましい問題ですね。そのまま横向きで書くか、いっそカタカナにするか…。


この辺りが、横書きなら、普段パソコンで文字を打つのと同じ感覚でOK。
半角数字も英語も、そのままキレイに表示されます。
理由3:図解や画像を入れやすい
もしあなたの本に、
- スクショ
- 図解
- イラスト
を入れる予定なら、なおさら横書きがおすすめです。
縦書き(ページめくり形式)の場合、図を入れると「変な余白」ができやすいんです。
図がページの最後に入りきらないと、勝手に次のページに送られてしまい、前のページにぽっかり謎の空白ができてしまいます。
これを調整するのは結構なテクニックが必要です。
一方、横書き(スクロール形式)なら、
「文章 → 図 → 文章」
と、Webサイトのように自然に続いていくので、図の配置を気にする必要がありません。
図とテキストをセットで見てもらいやすいのもメリットです。
横書きでいくと決めたら、原稿作成に取り掛かりましょう!次はこちら↓


縦書きにもメリットはあるけれど……
もちろん、縦書きがダメなわけではありません。
あえて縦書きを選ぶべきケースもあります。
小説やエッセイなどの「世界観」重視の本
「情報を得る」というより、「文章の世界に浸る」ような本の場合、縦書きの方が雰囲気が出ます。
読者も「じっくり読み込みたい」モードになっているので、縦書きのリズムが合います。
どうしても「本らしさ」にこだわりたい時
「紙の本のような体裁にしたい!」という強い想いがあるなら、挑戦する価値はあります。
私も苦労して縦書きで出した本は、やっぱり愛着がありますし、満足もしています。



憧れの縦書きで出せた、お気に入りの本です
ただ、「編集の手間」は2倍くらいかかると覚悟しておきましょう!
ここだけは注意!途中で変更するのはNG
一番やってはいけないのが、
「書き始めてから、横書きか縦書きかを変える」
ことです。
Wordの設定を途中で変えると、
- レイアウトが崩れる
- 数字や英語の修正が必要になる
など、修正作業だけで数日〜数週間ロスします。
かなりの精神的ダメージを受けるので、
「よし、今回は横書きでいく!」
と、最初に決めてからWordを開きましょう。
横書きならテンプレートがおすすめ
本サイトでは、横書き用のテンプレートを紹介しています。
Wordの書式設定済で、原稿作成を大幅に時短できます。



Kindle出版用の書式設定は最初苦労するので…
読みやすい=収益の上がるKindle本が手間なく作れますよ。
詳しくはこちらを見てみてください↓


よくある質問


- ビジネス書は縦書きのイメージがあるけど?
-
確かに紙のビジネス書は縦書きが多いですが、電子書籍(Kindle)の世界では、ビジネス書やノウハウ本でも「横書き」がかなり増えています。
「スマホで読む」ことに特化している著者ほど、横書きを選んでいますよ。
- 読者はどっちが好きなの?
-
好みは分かれますが、Web記事に慣れている層は「横書きの方が読みやすい」と感じることが多いようです。
逆に、年配の方や読書家の方は「縦書き」に慣れ親しんでいる傾向があります。
個人的には、いったん読み始めると、縦書きか横書きかはあまり気にならないですね。
ただ、初心者がターゲットの本であれば、とっつきやすい「横書き」で問題ありません。
- リフロー型、固定レイアウト、どっちがいい?
-
普通の本(雑誌や漫画ではない)であれば、リフロー型が絶対におすすめです。
詳しくはこちらで解説しています↓
あわせて読みたい
Kindle出版のレイアウトは「リフロー型」一択!フォントの仕組みも Kindle出版を始めるとき、最初につまずきがちなのが「レイアウト」の設定です。 「リフロー型ってなに?」 「固定レイアウトとどっちがいいの?」 「フォントの設定はど…
まとめ|まずは「横書き」で1冊書き上げよう
Kindle出版で一番大切なのは、
「途中で挫折せずに、最後まで書き上げて出版すること」
です。
慣れない縦書きの編集に時間を使うよりも、その時間で中身(コンテンツ)を磨く方が、読者のためになります。
まずはWordの「横書き」設定で、最初の一歩を踏み出してみましょう!
サクサク書ける感覚を味わったら、もう筆が止まらなくなりますよ。
原稿作成の具体的な手順は、こちらで解説しています↓


原稿作成の全体像を知りたい方はこちら↓





