Kindle出版を始めるとき、最初につまずきがちなのが「レイアウト」の設定です。
- 「リフロー型ってなに?」
- 「固定レイアウトとどっちがいいの?」
- 「フォントの設定はどうすれば?」
こんな疑問を持つ方はとても多いです。
結論から言うと、
初心者は「リフロー型」一択でOKです。
迷う必要はありません。
この記事では、なぜリフロー型がおすすめなのか、固定レイアウトのデメリットやフォントの仕組みと合わせて、わかりやすく解説します。
結論:初心者は「リフロー型」を選べば間違いなし

これからKindle出版をするなら、まずは「リフロー型」を選びましょう。
私の本もすべてリフロー型で作っています。
リフロー型とは?
リフロー型とは、その名の通り「文字が流れる(flow)」形式のことです。
読者が使っている端末の画面サイズに合わせて、文字の配置が自動で調整されます。
- スマホならスマホの幅で。
- タブレットならタブレットの幅で。
文字の大きさも、読者が自分好みに変えられます。
Webサイトやブログ記事を読む感覚に近いですね。

スマホで読みやすいのがリフロー型!
小説やビジネス書は99%リフロー型
Amazonで売られているKindle本のほとんどはリフロー型です。
- 小説
- ビジネス書
- 実用書(ハウツー本)
- エッセイ
これらはすべてリフロー型で作られています。
文章がメインの本であれば、リフロー型を選んで間違いありません。
ここまででリフロー型にしよう!と決められた方は、次、縦書きか横書きか決めましょう↓


なぜ「固定レイアウト」は初心者に向かないのか?


もう一つの形式として「固定レイアウト型」があります。
これは、紙の本をそのままスキャンしたような、ページごとのレイアウトが固定された形式です。
一見良さそうに見えますが、文章メインの本にはおすすめしません。
スマホで読むときに「拡大」が必要で面倒くさい
最大のデメリットはこれです。
スマホの小さな画面で固定レイアウトの本を開くと、文字が豆粒のように小さく表示されます。
読むためには、指でいちいち拡大(ピンチアウト)して、読み終わったら縮小して、次のページへ……という操作が必要です。
これ、読者としてはめちゃくちゃストレスなんです。
【実体験】文字が小さくて読むのをやめた話
実は私自身、固定レイアウトの本で失敗した経験があります。
あるとき、プロが書いた図解たっぷりのビジネス書を買いました。
でも、それが「紙の本をそのまま電子化した」固定レイアウトの本でした。
スマホで読もうとしたら、いちいち拡大しながらスクロールしないといけない……。
結局、「めんどくさいな」と思って読むのをやめてしまいました。



内容は良かったんだけどね。
どんなにいい内容でも、読みにくければ読んでもらえません。
Kindle本はスマホで読む人が圧倒的に多いので、スマホでの読みやすさは命取りになります。
固定レイアウトを使うべきなのは「絵本・写真集」だけ
じゃあ固定レイアウトはどんな時に使うの?というと、
- 絵本
- 写真集
- 複雑な画集
- 漫画
など、「1ページ全体で見せること」が重要な本に限られます。
フォント(字体)はどう設定すればいい?


「リフロー型にすると、フォント(明朝体やゴシック体)はどうなるの?」
と気になる方もいるかもしれません。
リフロー型ならフォントは「読者」が決める
リフロー型の場合、フォントの種類は読者が自分の端末で設定します。
読者が「明朝体で読みたい」と思えば明朝体になりますし、「ゴシック体」に変えることもできます。
つまり、作り手がフォントを指定しても、反映されません。
作成側は「標準のフォント」で書くだけでOK
ですので、原稿を作るときにフォントにこだわる必要はありません。
Wordの標準フォント(游明朝など)のままで淡々と書いていけばOKです。
「どんなフォントがいいかな?」と悩まなくていいので、実はリフロー型の方が原稿作りもラクなんです。
固定レイアウトの場合
逆に固定レイアウトの場合は、画像として保存されるようなものなので、あなたが選んだフォントがそのまま表示されます。
図解を入れるときの注意点


「図解が多い本を書きたいときはどうすればいい?」
という質問もよくいただきます。
結論、図解が多くても「リフロー型」をおすすめします。
リフロー型は作成もラク
リフロー型には「ページ」という概念がありません。
Wordで原稿を作るとき、
- 「図を入れたら改ページがズレてしまった……」
- 「余白の調整が難しい……」
といった悩みから解放されます。
Web記事のように、好きな場所に図を配置するだけでOK。
レイアウト調整の手間が減るので、執筆に集中できます。
図解は「スマホファースト」で作る
ただし、図解を入れるときは以下の2点に注意してください。
- 図の中の文字を大きくする
- 1つの図に詰め込みすぎない
スマホで見ても文字が読めるように、図の文字サイズは意識して大きくしましょう。
また、複雑な図を1枚ドカンと置くのではなく、
- 「図1:全体像」
- 「図2:詳細A」
- 「図3:詳細B」
のように、いくつかに分けて順番に解説するのがコツです。
よくある質問


- 縦書きと横書き、どっちがいい?
-
初心者には「横書き」のリフロー型がおすすめです。
スマホでは、WebサイトやSNSと同じように「縦スクロール」で読めるので、読者にとって非常に馴染みがあります。
原稿作成時の数字や英語の入力もラクです。
詳しくはこちら↓
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-
特別な設定は必要ありません。
Wordで普通に文章を書いて、見出し設定などをするだけで、KDPにアップロードすれば自動的にリフロー型として認識されます。
難しく考えず、まずは書いてみましょう!
まとめ:Wordで書いてみよう
Kindle出版のレイアウトについて解説しました。
ポイントは以下の通りです。
- 初心者は迷わず「リフロー型」
- 固定レイアウトはスマホで読みづらいので避ける
- フォントは気にせず、Wordの標準でOK
- 図解を入れるなら文字を大きく、シンプルに
難しそうな専門用語も、
「スマホで読みやすい形式にする」
と考えればシンプルです。
まずはWordを開いて、少しずつ原稿を書き進めてみてくださいね。
次は、縦書きか、横書きかを決めましょう!


横書きって決めてるなら、原稿作成に取り掛かりましょう。失敗しない書き方はこちら↓


「原稿作成」の全体像は、こちらの記事で確認できます↓





